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大和ハウス工業/熊本地震被災地にアザラシ型ロボットを寄贈

2016年07月14日/IT・機器

大和ハウス工業と大和リースは7月14日、「2016年熊本地震」で被災したエリアで生活している高齢者や子どもの“心のケア”を支援する活動として、熊本県内18施設の 特別養護老人ホームに26台、益城町に5台、セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」を寄贈すると発表した。

<セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」>
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セラピー用アザラシ型ロボット「パロ」は、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにした、人と共存するロボット。国立研究開発法人産業技術総合研究所の柴田崇徳上級主任研究員が開発し、2005年3月から知能システムにライセンスを与えて販売を開始。大和ハウスグループでは、2010年11月よりリース・レンタル販売を行っている。

「パロ」は、人と動物との触れ合いにより効果が期待できるアニマルセラピー効果(心理的効果:元気付け・ストレスの軽減、社会的効果:コミュニケーションの活性化等)が期待できるロボット。

FDA(アメリカ食品医療薬品局)により、医療機器としてセラピー用アザラシ型ロボット「パロ」の承認も得ており、2002年には「Most Therapeutic Robot(世界一、セラピー効果があるロボット)」としてギネスブックに認定された。そして現在では、世界30か国以上の高齢者施設や病院などで導入されている。

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