富士ロジテックホールディングスは8月22日、首都圏に文書や設計図面など紙媒体の保管と電子データ化の代行サービスを行う拠点「文書事務集中センター及び電子化センター」を開設したと発表した。
新拠点には、同社が1979年から提供している首都圏の文書保管及び管理サービスの拠点を集約し効率化。また、紙媒体を電子化するサービスの強化にあたり、同一拠点内に電子化センターを併設した。
同社によると、文書情報管理サービスの市場規模は改正電子帳簿保存法や、リモートワークの普及を背景に、年々拡大しており、2030年には3000億円に達する見込み。一方、減少傾向ではあるものの紙媒体で記録される文書は依然大量に存在し、これらを適切に電子化し、情報資源として活用できるよう検索性や利便性を高めることが求められるという。
これらの市場動向やニーズを受けて、同社では新拠点の開設によって、デジタルを含めた情報の保管や活用を同一サービス内で顧客へシームレスに提供できる体制を構築する。
■「首都圏事業部 文書事務集中センター及び電子化センター」概要
所在地:首都圏(セキュリティ上の理由により非公開)
延床面積:77.19m2
構造:防火パネル等
サービス開始:8月22日
主な設備:スキャナー4台(フラットベット2台、オートフィーダー2台)
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