エミレーツ・スカイカーゴは5月24日、成田国際空港に貨物専用便のEK9413便 が到着したことを機に、日本との長年のパートナーシップにおける新たな節目を迎えたと発表した。
この初便の到着を記念して、同便はウォーターキャノン・サルート(水門礼とも呼び、敬意や歓迎を表するために消防車両などによって行われる儀礼的な放水による歓迎)を受けた。
<ウォーターキャノン・サルートによる歓迎を受けるエミレーツ・スカイカーゴのボーイング777F型機>
<エミレーツ・スカイカーゴ初便に貨物を積み込み中。大型貨物が熟練のオペレーションで手際よく積載されている>
この定期運航の貨物専用便サービスの開始により、エミレーツ・スカイカーゴは日本における貨物事業をさらに拡大し、日本企業がグローバル市場へ確実かつスムーズに製品を届けられる支援を強化する。高付加価値で迅速な輸送が求められる貨物に対応可能な十分な輸送能力を備えており、幅広い業種のニーズに応える。
エミレーツ・スカイカーゴの石塚康久 カーゴマネージャー・ジャパンは、「ドバイと成田を結ぶ貨物専用便の就航は、日本におけるエミレーツの事業展開において大きな前進。成田発として初の中東向け定期貨物専用直行便となり、日本最大の貨物拠点に片道100トンの新たな輸送能力を提供する。今回の就航で、日本-ドバイ間の貨物便を週3便に増便することにより、中東と日本との結びつきがより一層強化される。自動車、電子機器、医薬品、生鮮品等、様々な業界の顧客に対し、よりスピーディーかつ柔軟な輸送の選択肢を提案できる」と述べている。
エミレーツ・スカイカーゴ/成田国際空港路線を開設、貨物専用便網拡大