エミレーツスカイカーゴは6月3日、ボーイング777F型機を新たに受領したと発表した。 これにより、エミレーツ航空の777型貨物専用機は合計11機となった。
<ボーイング777F型機>
受領した新貨物機(機体記号A6-EFT)は、 シアトルにあるボーイング社のペインフィールドを出発し、初めて貨物を搭載するため香港に向かった。その後、香港で電子機器、消費財、一般貨物等を搭載し、エミレーツスカイカーゴの本拠地であるドバイ・ワールド・セントラルに5月28日午前(現地時間)に着陸した。
エミレーツ航空貨物部門のナビル・スルタン上級副社長は、「この新貨物機は、コロナ禍でもフル稼働でサービスを提供し、世界中のサプライチェーンを動かし続けてきた我々の輸送能力を強化する。6月には2機目の777F型機を受領し、さらに2023年には4機の777型旅客機を貨物機に改修するプログラムを開始、2024年末までに改修した航空機すべてを再受領する予定だ」と展望を述べた。
エミレーツスカイカーゴはエミレーツ航空の貨物部門。ドバイにある最先端のハブ空港を拠点に、グローバルネットワークを通じて6大陸140都市以上へ貨物を輸送している。