神戸物産は6月20日、千葉県船橋市に新規自社物流センターを建設することを取締役会で決議したと発表した。
鉄骨造4階建て、約1万9000m2の施設で、冷凍、冷蔵、冷所の温度帯に対応。約150億円を投じ、2028年8月竣工、2029年1月稼働を目指す。
これまで神戸物産では、業績拡大に伴い、在庫保有能力と入出荷能力増強の必要性が高まっていたことから、商品の保管、入出庫作業の大半を外部の営業倉庫に委託していた。
自社物流センター新設により、現有の物流拠点と合わせて関東の物流の最適化を図り、より一層の物流の効率化、能力拡大を見込む。
新センターが加わると、倉庫費用の低減や輸送効率の改善などにより物流コストを年間約15億円削減できる見通しという。
■施設概要
名称:船橋物流センター(仮称)
所在地:千葉県船橋市
施設規模:約1万9000m2
構造:鉄骨造4階建
温度帯:冷凍、冷蔵、冷所
投資金額:約150億円(予定)
資金計画:自己資金
着工予定:2026年10月
竣工予定:2028年8月
稼働予定:2029年1月