ニッコンホールディングス(ニッコンHD)が11月7日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1319億1200万円(前年同期比9.6%増)、営業利益107億7200万円(6.6%減)、経常利益110億4800万円(1.0%増)、親会社に帰属する当期純利益72億100万円(6.8%増)となった。
セグメント別では、運送事業は、貨物取扱量の増加や収受料金の適正化、前年5月に連結子会社化した米国 Supreme Auto Transport, LLCの寄与などにより売上高は608億2300万円(7.9%増)となった。営業利益は、増収効果や輸送効率の向上、前年に発生したM&Aの初期コスト回収などにより37億600万円(27.3%増)だった。
倉庫事業は、継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果などにより保管貨物量が増加し、売上高は210億9400万円(3.9%増)となった。営業利益は、増収効果があったものの外注費や減価償却費の増加などで、41億9500万円(0.2%増)となった。
梱包事業は、一部連結子会社での業務量の減少により、売上高は280億4700万円(1.2%減)となった。営業利益は、売上高の減少などの影響を受け19億8600万円(11.6%減)だった。
通期は、売上高2800億円(13.0%増)、営業利益280億円(20.9%増)、経常利益294億円(22.7%増)、親会社に帰属する当期純利益200億円(20.8%増)を見込んでいる。
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