三井倉庫HDが11月7日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1470億900万円(前年同期比6.0%増)、営業利益116億2800万円(22.9%増)、経常利益115億100万円(21.0%増)、親会社に帰属する当期利益55億8900万円(4.4%減)となった。
セグメント別では、物流事業が売上高1436億4600万円(前年同期比5.5%増)、営業利益128億6200万円(15.2%増)。航空貨物輸送で取り扱いが増加したため増収増益となった。中期経営計画で掲げた重点取り組み分野での新規業務獲得に注力し、海外(欧州)で前期開設した物流拠点の通期寄与や、国内でのヘルスケア新規の業務開始などの成果につなげた。
事業環境は、顧客企業の原材料・部品などの在庫調整局面は一服し、国内貨物の荷動きは横ばいで推移。航空貨物の荷動きは堅調で、航空運賃、海上運賃は、ほぼ横ばいで推移している。
通期は、売上高2940億円(4.7%増)、営業利益215億円(20.6%増)、経常利益205億円(13.7%増)、親会社に帰属する当期利益105億円(4.6%増)を見込んでいる。
ケイヒン 決算/4~9月の売上高2.0%増、営業利益22.4%増