中央倉庫が2月7日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高209億8300万円(前年同期比4.7%増)、営業利益18億1000万円(22.6%増)、経常利益20億200万円(15.5%増)、親会社に帰属する当期利益11億700万円(4.2%減)となった。
セグメント別では、国内物流事業の売上高は169億3700万円(5.4%増)、営業利益は貨物取扱高の増加に加え適正料金化の効果などもあり20億1000万円(21.1%増)となった。
自社倉庫、再寄託先も含めた貨物保管残高及び入出庫高は前年同期に比し増加したが、貨物回転率はわずかに低下した。運送業は、保管貨物の出庫高の増加に加え、豊通ペットリサイクルシステムズや輸送付随業務などの保管外貨物輸送量も増加し、国内貨物輸送取扱量は前年同期に比し増加した。
国際貨物事業の売上高は39億2300万円(1.7%増)、営業利益は3億9900万円(4.0%増)となった。
通関業においては、取扱数量の輸入は前年同期に比し増加したが、輸出は減少した。梱包業においても、海外市況低迷の影響などにより取扱量は減少した。
通期は、売上高275億円(3.7%増)、営業利益20億5000万円(6.0%増)、経常利益23億5000万円(5.4%増)、親会社に帰属する当期利益17億円(0.1%増)を見込んでいる。
AZ-COM丸和HD 決算/4~12月の売上高5.0%増、営業利益22.7%減