AZ-COM丸和ホールディングスとフルキャストホールディングスは11月21日、「大規模災害時における相互協力協定」を締結した。
＜左がフルキャストHDの平野 岳史社長CEO、右がAZ-COM丸和HDの和佐見 勝社長＞
協定の締結により、フルキャストとAZ-COM丸和ホールディングスは、大規模災害発生時の対策に関する意識が高まる中「必要な時に必要な人材を迅速に供給できるフルキャスト」の強みと、「AZ-COM丸和ホールディングスのグループ内の事業会社及びAZ-COMネットワークを活用した全国のネットワーク」を通じた強固な輸送・物流拠点の支援業務の相互連携を構築する。
これにより、災害時に最もボトルネックとなりやすい「支援物資輸送拠点における運営・仕分け・配送支援の人材不足」という喫緊の課題に対し強力な解決策を提供し、大規模災害時のインフラ機能として社会に貢献できるよう、両社一丸となって取り組んでいくとしている。
協定では、4点について相互に連携して取り組む。「大規模災害時の物流等に関する研修会」の実施、「災害発生時の人材確保（短期・長期の人材サービス）」フルキャストの全国ネットワークを活用し、必要人員を迅速に動員、支援業務の運営に関する共同研究プロジェクトの発足、「社員に対するリーダー育成」や「災害対策の拠点情報の共有」などの共同研究といった内容だ。
AZ-COM丸和HD 決算／4～9月の売上高11.4％増、営業利益40.2％増
