ティーエルロジコムは8月13日、子会社であるティーエルトランスポートの2店舗で9月よりIT点呼を導入すると発表した。
導入するのは、座間支店と相模原支店の2支店で、パンやチルド食品などを深夜から早朝に配送するドライバーの点呼を24時間稼働する厚木支店の運行管理者が行う。
IT点呼は、深夜や早朝の閑散時間帯の運行管理者の負担を低減すると同時に、点呼記録をシステム管理することで点呼の徹底、充実が図れる。
<運行管理者は画面でドライバーと会話し疲労の様子がないか、服装に乱れはないかなどの確認を行う。アルコールの検出状況をランプで確認できる>
実施にはGマーク取得が必須条件となるため安全対策や教育研修などの改善、適正化にもつながるため、ティーエルトランスポートでは、Gマーク認定事業所の拡大とIT点呼導入を推進する計画。
運送業では業務の開始・終了時にドライバーに対して対面点呼が義務づけられているが、IT点呼では、ドライバーはカメラの前に座り遠隔対面点呼を受けるもの。
運行管理者はアルコール検知器によるデータや画面のドライバーの様子から飲酒状況や健康状態をチェックする。
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