西濃運輸と日野自動車は5月21日、電動(EV)小型トラック(以下:EVトラック)を集配業務に使用する実証運行を実施すると発表した。
<実証運行を行うEVトラック>
5月下旬より約1年間、西濃運輸深川支店(東京都江東区)で1台を使用する。
EVトラックは、日野が開発した1トン積超低床EVトラックにドライバンを架装したもので、西濃運輸の「カンガルー便」での運用が可能。車両の走行を電気モーターで行うため、走行時の排出ガスはゼロ、また低騒音で夜間や朝の集配業務にも最適な環境に優しいトラックとしている。
実証運行は約1年間を予定しており、両社はこの間に、EVトラックの集配業務への適応性や実用性を検証し、商品化に向けた改良に役立てる。また、実証運行を実施する西濃運輸の拠点には急速充電器を設置し、高い頻度で急速充電を行いながら運行する運用方法についても検証する。
西濃運輸/東京ドームホテルで採用予定者向け懇親会、野球観戦も