センコーは2月1日、大阪府茨木市に「北大阪PDセンター」を開設した。
施設は延床面積約5万㎡で、グループの西日本地区の物流センターでは初となる免震構造を採用した。
北大阪トラックターミナル内に立地し、名神高速道路、近畿自動車道に近く、大阪府内はもとより関西全域へのアクセスにも優れている。
JR貨物の大阪貨物ターミナル駅、吹田貨物ターミナル駅にも近く、顧客へのモーダルシフトの提案が可能。トラックターミナル内の他のトラック輸送事業者との連携にも利便性が高い。
自家発電装置を設置することで、万一の災害時にもいち早く業務を再開する体制を確保しており、BCP(事業継続計画)に力を入れている顧客の要望に応えている。
近年注力している医療・医薬関連の物流ニーズに応えるため、定温設備、フロアごとの入退出管理ができるセキュリティ設備などを備えている。
あわせて、薬事法上の許認可も取得し、薬剤師が常駐するなど、医療・医薬関連の物流業務を幅広く行っていく予定だ。
■施設の概要
名称:北大阪PDセンター
所在地:大阪府茨木市宮島2-5-1(北大阪トラックターミナル内)
建物構造:鉄骨造 地上5階建て、免震構造
延床面積:約4万8000㎡
うち、倉庫:約4万3000㎡
事務所:約800㎡
設備:エレベーター3基(うち貨物専用2基)、垂直搬送機6基
トラックバース42台分、ドックレベラー6台、移動ラック(約2700坪)、定温設備、セキュリティ設備、自家発電機
貸主:大阪府都市開発
ESR/伊丹空港至近、2.99万m2のマルチテナント型物流施設竣工