三菱電機は1月21日、昇降機のグローバルマーケット向けの製造拠点であるタイのAMEC社に新たに工場と試験塔を建設し、開発・生産体制を強化すると発表した。
AMEC社の生産能力を現状の約1.5倍となる2万台へ増強するとともに、コスト削減やリードタイム短縮、高速化など競争力ある製品開発・評価を推進する。
投資額は、新工場と新試験棟合わせて約22億円。
■概要
新工場
稼働時期:2016年5月
構造:鉄骨造3階建
建築面積:約4800㎡
延床面積:1万4400㎡
用途:エレベーター機器(制御機器など)の製造
新試験棟
稼働時期:2016年12月
構造:鉄骨造(高さ59m、14階建相当)
建築面積:約200㎡
用途:エレベーター機器の開発・設計・評価試験