国土交通省は5月15日、WILLER TRAINS等から申請のあった総合効率化計画(鉄道事業者と道の駅の連携による貸客混載輸送)について、改正物流総合効率化法第4条第4項の規定により5月9日付で認定したと発表した。
認定した、WILLER TRAINS等の計画は、京都丹後鉄道 宮豊線、久美浜駅~峰山駅間で、生産者から出荷される農産品を久美浜駅より列車内に積載し、峰山駅で取卸した農産品を丹後王国の運営する道の駅「丹後王国 食のみやこ」へ輸送し、旅客列車への貨物の積載(貨客混載)「物流の効率化」を実現するもの。
従来は各出荷登録農家が個別に道の駅まで運搬していたものが駅間は鉄道へモーダルシフトされ、CO2が削減されるとともに、運搬にかかる農家の負担が大幅に削減されることから、総合効率化計画として認定した。
■事業概要
事業名:鉄道事業者と道の駅の連携による貨客混載輸送
実施事業者:WILLER TRAINS、丹後王国
鈴与/CO2 排出量シミュレーションシステムWebサイトで公開