日野自動車は10月31日、国土交通省にレンジャーのリコールを届け出た。
不具合の部分は突入防止装置(固定金具)。
中型トラックにおいて、突入防止装置の固定金具の強度が不足しているため、突入防止装置が路面等の段差と干渉した際に、固定金具に亀裂が生じることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、固定金具が破断し、最悪の場合、突入防止装置が道路上に落下して、他の交通の安全を妨げるおそれがある。
全車両、突入防止装置の固定金具の仕様を点検し、対象となるものは、対策品と交換する。
リコール対象車の台数は計1万6996台。交換修理用部品として出荷し、組み付けられた可能性がある車両は2台、車両が特定できないものが204個。不具合の件数は39件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001208187.pdf