JDAソフトウェアは7月6日、JDAの中核的な製品を拡張した次世代デジタルサプライチェーン・ソリューションである「JDA Luminate」を発表した。
JDA Luminateは、SaaSやIoT、AI、アドバンストアナリティクスといった デジタルエッジのテクノロジーを包含した、オープンでコグニティブ(認知的)、コネクテッド(接続された) なプラットフォーム上に構築されており、インテリジェントな手法で需要を予測・形成、迅速な補充・供給を可能にし、ひいてはシームレスな顧客経験を実現。
JDA Luminateは、デジタルネットワーク上で店舗や配送センター、ロジスティクス、製造工程などを結び、サプライ チェーンのあらゆる段階で継続的に需給を調整しながら、リアルタイムのデータを、迅速かつ収益性の高いビジネス決定にシームレスに変換する。
機械学習、AIといったエッジテクノロジーや、ソーシャルメディア(Social media)、 ニュース(News)、イベント(Event)、天気(Weather)(頭文字をとってSNEW)のデータを活用し、グローバルなサプライチェーン・ネットワークを強化する。
その結果、顧客のインサイトを高め、よりよいサービスの提供や競合 差別化、売上の拡大を実現する。JDA Luminateは、JDAのコアアプリケーションの統合・拡張、グローバルな テクノロジーパートナーとの連携によるエコシステム、そして最先端のイノベーションを包含したものであり、これら全てをJDAがサポートし、提供するとしている。
JDA Luminateのソリューション・ポートフォリオには、ControlTower (デジタルコントロールタワー)、StrategicPlanning (戦略的計画)、 Demand (コグニティブ需要計画)、Factory (生産計画) 、Supply (コグニティブ供給計画)、 StoreOptimizer (店舗オペレーション最適化)、 Assortment (カスタマイズされた品揃え、棚割り) 、Warehouse (デジタル倉庫)、Transport (ダイナミック・予測型輸配送) が含まれている。
■JDA Luminate
https://jda.com/solutions/jda-luminate
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