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NXオーストラリア/シドニー西部に1.7万m2の最新鋭物流拠点を開設

2025年06月19日/物流施設

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NXオーストラリアは6月19日、ニューサウスウェールズ州ケンプス・クリークの工業団地「The Yards」内に新倉庫「NXケンプス・クリーク倉庫」を5月12日に開設したと発表した。

<倉庫外観>
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新拠点は、主にハイテク製品、消費財を取り扱い、環境性能にも優れた設計が特長だ。

新倉庫が位置する「The Yards」は、シドニー西部ケンプス・クリークに開発された、総面積77haを誇る新しい大規模工業団地。敷地内には14棟以上の先進的な施設が集積している。この工業団地は、複数の高速道路へのアクセスに優れ、2026年開業予定の西シドニー国際空港にも近接する交通の要衝。

そのため、シドニー西部における新たな産業ハブとしての発展が期待されている。地域や環境にも配慮した設計となっており、オーストラリアの工業団地で初めて「6 Star Green Star Communities」認証を取得している。これは、環境に配慮した設計思想に基づき、持続可能性(サステナビリティ)と地域社会(コミュニティ)のニーズを高いレベルで融合させていることが評価されたもの。

<倉庫内観>
20250619nxaus2 - NXオーストラリア/シドニー西部に1.7万m2の最新鋭物流拠点を開設

<エントランス>
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「NXケンプス・クリーク倉庫」は、総面積約1万7000m2の広さを有し、最新の物流システムを導入している。天井高最大 14.6m の高層ラックシステムを設置し、高い保管効率を実現。商品の入出庫、ピッキング、梱包といった基本的な倉庫業務に加え、顧客の多様な要望に応えるため、商品の組み立て・セット作業(キッティング作業)や値札付けといった流通加工作業にも柔軟に対応する。

主な取扱商品と今後の展開では、主にハイテク製品、消費財を取り扱い、将来的には、医薬品など幅広いニーズに対応できるよう、温度管理機能の導入なども視野に入れ、サービスの拡充を図っていくとしている。

NXグループは、「NXケンプス・クリーク倉庫」の稼働を通じて、オーストラリアにおけるロジスティクス機能を一層強化し、顧客のグローバルサプライチェーンの最適化と事業成長に貢献するとしている。

■新倉庫概要
名称:NXケンプス・クリーク倉庫
所在地:19 Giba Drive, Kemps Creek, NSW, 2178, AUSTRALIA
面積:1万6926m2
主要設備:高床ホーム、入庫用ドックレベラー3基、出庫ドック6基

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