日本郵船は3月2日、海洋教育推進委員会が開催した「第53回海洋教育フォーラム」で、学生などに向けて船や船乗りが果たしている役割や海運の魅力について講演した。
当日は、同社の機関士が「海をつかってできること~私たちの生活を豊かにする~」というテーマに沿い、高校生や大学生など30人に、海運が果たす役割、大型船舶の概要、船舶と航空機の輸送能力比較、さまざまな船種の特徴などを紹介し、航海士・機関士の船上での業務や生活について説明した。
参加者からは、「実際に船に乗っている方の話を初めて聞けて、興味深かった」、「海運が想像以上に日々の暮らしを支えていることが分かった」などの感想が寄せられた。
今回の取り組みは、若い世代への海事思想の普及や、海運業の認知度向上を目指して2014年に開始した「郵船みらいプロジェクト」の一環。
日本郵船/D&Iの姿勢を示す「D&I Promise」を策定