SBSホールディングスは2月10日、日本政策投資銀行(DBJ)と、物流業界の事業承継と地域物流配送網維持等の課題解決を目的とする新たなファンド「(仮称)日本物流未来投資事業有限責任組合(日本物流未来投資ファンド)」を設立すると発表した。
<スキーム図>
新ファンドでは、事業承継難などに直面する全国の物流事業者に対して投資を行い、DBJとSBSホールディングスのノウハウを活用した営業網の拡充や、収支・財務の改善、コンプライアンスの体制整備といったバリューアップ施策を通じて、投資先物流事業者の競争力強化を図る。
ファンドから出資を受けた事業者は、さまざまな施策によって競争力の強化が図られた後、基本的にはSBSグループに加入することを想定している。