帝国データバンクは3月5日、「東日本大震災関連倒産」(9年間累計)の動向調査を発表した。
<業種別分類別上位>
これは、東日本大震災による影響を受けたことで倒産した企業(負債1000万円以上、法的整理による倒産、個人事業主含む)を「東日本大震災関連倒産」と定義し、震災発生直後の 2011年3月から2020年2月末までの9年間で判明した関連倒産について集計・分析したもの。
それによると、業種別件数をみると、9年間累計の2番目に多かったのが「道路貨物運送」で計51件となっている。これは、荷動きや取引先減少に見舞われたものとみている。
9年間累計の最多は「サービス業」の 447件(構成比 22.1%)。うち、「ホテル・旅館経営」が125件で突出している。
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