ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は3月27日、津事業所で建造していたCHINA STEEL EXPRESS CORPORATION向け次世代省エネ型バルクキャリア「CSC VICTOR(シーエスシー ビクター)」と「CSC PREEMINENCE(シーエスシー プリエミネンス)」の2隻を引渡した。
<CSC VICTOR>
<CSC PREEMINENCE>
両船は、低抵抗・高効率の最適船型の採用や、独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」と「SURF-BULB」の最適化、電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラ、Shaft generator等の採用などによって、燃費性能の向上を図っている。
また、環境面ではGHG排出規制のEEDIに対して2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを満たしており、バラスト水処理装置の装備や有害物質一覧表の保持等に適合するなど、さまざまな規制に対応。
「LEADGE-Bow」と呼ばれる船首形状と、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区を採用し、実海域性能も向上させている。
■新造船の概要
「CSC VICTOR」
全長:299.99m
幅:50.00m
深さ:25.0m
喫水:18.436m
載貨重量:20万8815トン
総トン数:10万6910
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.2 ディーゼル機関1基
航海速力:14.70ノット
定員:25名
船級:CR/LR
船籍:台湾
「CSC PREEMINENCE」
全長:299.99m
幅:50.00m
深さ:25.0m
喫水:18.436m
載貨重量:20万8815トン
総トン数:10万6910
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.2 ディーゼル機関1基
航海速力:14.70ノット
定員:25名
船級:CR/ABS
船籍:台湾