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太平洋海運/平成19年3月期連結決算、大幅に業績回復

2007年05月14日/調査・統計

太平洋海運(株)の平成19年3月期連結決算は、油槽船、貨物船、船舶管理業務の全部門で目標を達成し、売上高116億1900万円(前期比25.4%増)、営業利益12億2400万円(2.2倍)、当期純利益2億1000円(2.4倍)と、前々期に比べて大幅に回復した。

油槽船部門では2006年7月に新鋭VLCC1隻、12月に中型タンカー1隻が竣工。船隊整備を進め、2007年秋に竣工予定のケミカルタンカー1隻と2008年竣工予定のプロダクトタンカー2隻の計3隻について用船契約を締結、営業規模の拡大に努めた。

貨物船部門は、前期に用船したハンディマックス型撤積船を有利な条件で海外船社と契約更改し、国内需要家向け石炭輸送投入用にハンディ型撤積船1隻のスポット用船を行なった。ケープ型撤積船1隻の入渠があったが、入渠期間の短縮など、不稼働期間の削減や運航船の運航効率向上に努め、期初の目標を達成できた。

船舶管理業務部門では、期末管理船隻数が前期末に比べVLCC1隻、中型タンカー2隻、石油製品船1隻の4隻増加し、21隻に拡大した。

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