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川崎汽船/売上32.7%減、営業損失520億円

2010年04月27日/3PL・物流企業

川崎汽船が4月27日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は8380億3200万円(前年同期比32.7%減)、営業損失520億7400万円(前期は716億300万円の営業利益)、経常損失662億7200万円(600億1000万円の経常利益)、当期損失687億2100万円(324億2000万円の当期利益)となった。

主力の海運業のコンテナ船部門をみると、北米航路の積高は前期比4%減少した。北米出しアジア向けの積高は29%増となり、北米航路全体では6%の積高増だった。アジア出し北欧州向けの積高は18%の減少、アジア出し地中海向けは27%の減少となった。北欧州・地中海出しアジア向けの積高は25%増加、欧州航路全体では7%の積高減。グループ全体の積高は前期比1%の減少となった。同部門は前期比減収減益となり営業損失を計上した。

不定期専用船部門は減収減益。エネルギー資源輸送部門全体では、前期比減収減益となり、営業損失を計上した。重量物船事業は、減収減益となった。海運業セグメント全体では、売上高は7296億8300万円、営業損失は590億6000万円となった。

物流・港運事業においては、倉庫・港運事業等の収支下支えはあったものの全体としては前期比減収減益だった。セグメント全体では、売上高は879億1800万円、営業利益は47億2600万円となった。

来期の業績は、売上高9500億円、営業利益320億円、経常利益260億円、当期利益180億円の見通し。

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