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日本石油輸送/4-6月期、石油製品輸送減で営業損失5500万円

2007年08月03日/決算

日本石油輸送(株)の4-6月期業績は、売上高74億1100万円(前年同四半期比0.8%減)、営業損益5500万円の損失(前年同四半期は5700万円の利益)、経常利益4200万円(75.6%減)、四半期利益(52.6%減)となった。原油価格の高騰に伴う石油製品価格の上昇により、石油製品の輸送需要が減少した。

鉄道輸送事業は、石油部門で石油製品の需要が、製品価格の高騰から自動車燃料油の減少、産業用燃料の液化天然ガスなどへの転換が進み、前年同期を下回る状態で推移した。部門輸送数量は154万キロリットル(87.4%減)。

化成品部門では、基礎原料であるエチレンの生産量が前年同期を上回るなど好調に推移。ISOタンクコンテナや合成樹脂用ISOホッパコンテナなどを中心に、新たに各種コンテナ310個のリースを開始した。

コンテナ部門は、民間流通米や野菜類の増送を図ったほか、季節波動の比較的少ない化学工業品や食料工業品の発送を伸ばし、発送実績は前年同期を上回った。しかし、収入単価は低下した。

自動車輸送事業では、主力の石油製品の輸送量が需要減少の影響を大きく受け、前年同期を下回った。新規の区間で液化天然ガス輸送を開始し、LNG輸送は全体として好調に推移した。

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