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日本石油輸送/平成19年3月期連結決算、「暖冬」響き大幅減益

2007年05月16日/決算

日本石油輸送(株)の平成19年3月期連結決算は、売上高331億2500万円(前期比0.2%増)、営業利益4億200万円(38.3%減)、当期純利益2億9500万円(50.5%減)と大幅な減益。

主力の石油部門は、製品価格の高騰、暖冬の影響で低調に推移した。荷主の要請に対応した輸送、45トン積載可能な大型タンク車50両の追加運用開始による輸送コスト削減など、輸送量の確保に努めたが、輸送数量は763万キロリットル(8.8%減)となった。

化成品部門は、帯広向けの液化天然ガス鉄道コンテナ輸送を開始したほか、ISOタンクコンテナや合成樹脂用ISOホッパコンテナなどを中心に、各種コンテナ964個のリースを開始した。

鉄道コンテナ輸送は、政府米を中心とした農産品や自動車部品輸送が好調に推移。顧客のニーズに合わせた形状の冷蔵コンテナ501個を投入し、サービスの維持向上を図ったほか宅配便輸送の拡大を目指し大型のコンテナ32個の新規運用を開始した。

今期は、物流ニーズの変化を把握しつつ、タンク車やコンテナ、タンクローリーなどに対する継続的な設備投資を実施し、液化天然ガス輸送の拡大を図る。

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