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日通総研調べ/外貿コンテナ、輸出入とも1-3月2けたプラス維持の見通し

2008年02月04日/調査・統計

日通総合研究所は1月31日、企業物流短期動向調査結果(2007年12月調査分)を発表した。それによると、2008年1-3月見通しの輸出入貨物量「荷動き指数」は、外貿コンテナでは輸出入とも引き続き2ケタのプラスを維持し、荷動きの拡大が続く。国際航空では、輸出入とも荷動き指数が悪化し、荷動きの停滞が懸念されるとした。
2008年1-3月見通しの輸送機関別「利用動向指数」は、全機関で前期(2007年10-12月実績)より悪化し、宅配便を除いてすべてマイナス。このため、宅配便で小幅な荷動きの拡大が期待されるが、その他の輸送機関では利用削減が進む見込み。
国内向け出荷量荷動き指数は、2007年10-12月実績(見込み)ではプラス3となり、前期(2007年7-9月実績)より5ポイント上昇してプラスに反転した。しかし、2008年1-3月見通しでは5ポイント低下してマイナス2と再び水面下に沈む。このため、当面荷動きの回復は期待できず、不安定な動きが続くとみられる。
調査はアンケート方式で、四半期ごとに実施。調査項目は、国内向け出荷動向、輸送機関別利用動向(一般トラック、特別積合せトラック、宅配便、鉄道コンテナ、内航コンテナ、国内航空)、輸出入貨物の動向(外貿コンテナ、国際航空)、在庫量(原材料、製品)と営業倉庫利用の動向、運賃・料金の動向(一般トラック、特別積合せトラック、鉄道コンテナ、内航コンテナ、国内航空、営業倉庫保管)、売上高に対する物流コスト割合の動向。今回の調査は12月下旬に実施、回答率は43.5%(1087社)となった。

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