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日通総研調べ/荷主企業の物流動向、10-12月は「緩やかに拡大」

2007年11月01日/調査・統計

(株)日通総合研究所が10月31日に発表した荷主企業の物流動向(日通総研短観)によると、国内向け出荷量「荷動き指数」は、4~6月実績でマイナス6に急落し、荷動きは大幅に減退したが、7~9月実績(見込み)ではマイナス2まで戻した。

また、10~12月見通しでは荷動き指数がプラス3に反転する見込みで、荷動きは緩やかな拡大に向かうとみられる。

10~12月見通しの輸送機関別「利用動向指数」をみると、一般トラック、宅配便ではプラスに浮上し、特別積合せトラックもゼロ水準まで戻して、利用回復に向けての動きが窺える。一方、鉄道コンテナ、内航コンテナ、国内航空では前期実績と比較して大きな改善はみられず、利用の抑制が続く見通し。

10~12月見通しの輸出入貨物量「荷動き指数」をみると、外貿コンテナでは輸出入とも引き続き2ケタのプラスを維持し、堅調な荷動きが期待される。一方、国際航空では、輸出入とも「荷動き指数」がマイナスで、利用の減退が見込まれる。

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