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日本ロジスティクス投資法人/好決算の背景に、物流施設「賃借の発想が浸透」

2008年03月10日/物流施設

物流施設特化型REITの日本ロジスティクスファンド投資法人は3月7日、2007年8月から08年1月までの決算短信を発表した。売上高は35.1億円(前期比11.9%増)、営業利益17.6億円(17.6%増)、経常利益17.1億円(15.8%増)、当期純利益17.1億円(15.8%増)となった。
期中に取得した物流施設は、横浜福浦物流センターなど5物件・232億円で、期末時点の運用施設は22件、取得総額942億円となった。総資産額は976億円。また、稼働率は98.1%となっている。
次期の見通しとしては、物流施設に対する基礎的需要が安定しており「個別企業でも物流全体の最適化を志向する活動が引き続き活発」とした。
国内物流網の見直し・統廃合に伴い地域別に分散していた在庫を都市部の大型物流施設に集約する事例が増加していることに加え、新物流拠点の設営に際しては施設の所有と利用を分離する発想が浸透している、と指摘。「非コアアセットである不動産の保有リスクを低減するために賃借を選択するケースが増えていく」と予測した。

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