日本トランスシティ／平成20年3月期、下方修正

日本トランスシティは5月2日、平成20年3月期の業績予想を修正した。
売上高は、荷主企業からの合理化要請など厳しい環境下にあったが、全般的には堅調な取扱いにより、前回発表の業績予想値を上回る見込みだが、利益面は、燃料価格の高騰、労務費の増加、為替変動の影響、さらに、関東地区における新拠点の開設に加えて、関西地区・四日市地区についても積極的にスクラップ・アンド・ビルドをすすめた結果、一時費用が増加し、営業利益・経常利益とも同予想値を下回る見込み。
また、当期純利益も、経常利益の減少に加え、株式市場の低迷による投資有価証券の評価損の発生等もあり、同予想値を下回る。
なお、関西地区は、ことし5月に予定している大阪支店高槻営業所（大阪府高槻市）の閉鎖に伴い、尼崎地区において倉庫（倉庫面積：16,835㎡）を賃借し、平成20年2月1日に尼崎営業所（兵庫県尼崎市）を開設した。