日本産業車両協会がまとめた6月分のフォークリフト生産・販売実績(速報値)によると、輸出は6カ月連続で前年同期を上回ったものの、国内の販売台数が伸び悩んだ。
まず国内の生産台数では、バッテリー式が5473台、エンジン式が1万1315台の計1万6788台で、前年同期比11.7％増となった。国内向けの販売実績では、バッテリー式が3933台、ガソリン式が1492台、ディーゼル式が2320台の計7745台となったが、同3.6％減と微減となった。
一方、輸出台数は、バッテリー式1579台、ガソリン式1984台、ディーゼル式4609台の計8172台で、同30.3％増と伸長した。内外向けを合わせた販売・輸出実績では計1万5917台、同11.3％増と輸出がけん引した形となった。
