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太平洋海運/経費増大で当期損失5億5700万円

2008年07月31日/決算

太平洋海運が7月30日に発表した2009年3月期第1四半期の業績は、売上高が53億3800万円(前年同期比80.7%増)と大幅に増加したものの、営業損失は3億9000万円、経常損失は5億5800万円、当期損失は5億5700万円となった。

損失の主な理由は、船員の人件費やダブルハルタンカー2隻、チップ船1隻のドック入りなど必要経費が増大したため。3隻のドック入りの費用は約5億8800万円となった。一方、売上高の増大は、3月にプロダクトタンカー「パシフィック レインボー」が竣工するなど、船体規模の拡大が好影響をもたらしたとしている。

第2四半期以降は、原油価格が予想以上に上昇していること、さらに船員費や材料費高騰でドック入りの費用も上昇が予想されることを踏まえ、経常利益、当期利益も赤字を予測。通期の業績予想では、売上高215億円、営業利益2億1000万円、経常利益は5億4000万円の赤字、当期利益も同額の5億4000万円の赤字を見込んでいる。

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