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新和海運/撒積船が貢献、売上高20%増

2008年08月06日/決算

新和海運の2009年3月期第一四半期決算は、売上高365億100万円(前年同期比20.3%増)、営業利益69億2400万円(14.4%増)、経常利益72億200万円(16.1%増)、当期利益47億9100万円(22.9%減)と当期利益を除き好調に推移した。

約85パーセントを占める外航海運業が好調で、パナマックス型撒積船(7万重量トン型) とハンディ型撒積船(2~5万重量トン型)が高市況で推移したたため、好決算となった。今後は、今年度から3ヵ年計画で30隻を整備し、外航船105隻、内航船85隻の計190隻体制にする。

また、アジアから北米・南米間輸送を拡大し、アジア地域ドライバルク事業を拡大。新商圏としてインド、中東地域にも進出する。

今後の事業環境は、鉄鉱石・石炭など海上輸送需要は引き続き堅調に推移すると見込む。、またオーストラリアなどの積地滞船状況が変化する見込みがないなど、ドライバルク市況は現況の水準が続くと予想している。

反面、燃料油価格の高騰や船員費・修繕費などの経費は引き続き増加すると予測。それを差し引いても第2四半期からの連結累計期間は好調さを維持する見ている。

通期の業績予想は売上高1500億円、営業利益245億円、経常利益244億円、当期利益152億円をそれぞれ見込んでいる。

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