三井倉庫が8月5日に発表した2009年3月期第1四半期決算は、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業の伸長を中心に一般物流事業が堅調に推移したことや5月に賃貸用物流施設の三郷ロジスティクスセンターが稼動したことなどで売上高は257億7600万円(前年同期比2.2%増)、経常利益15億8500万円(10.5%増)と増加したものの、当期利益は5億5000万円(27.7%減)と減益となった。
売上高のうち、倉庫保管料は35億1900万円、倉庫荷役料は24億1100万円、港湾作業料は54億6000万円、運送収入は84億1200万円。
また、事業種別では、物流事業の売上高は236億9300万円、売上高を所在地別でみると、日本が219億6000万円、その他の地域が46億8500万円。
通期見通しは、売上高は1060億円、経常利益は62億円、当期利益は35億円。