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日本海事センター/5月の復航荷動き量は2桁増

2008年08月21日/調査・統計

日本海事センターは、5月の日本・アジア/米国間のコンテナ輸送情報をまとめた。これによると5月の往航荷動き量は、20フィートコンテナ換算で116.3万TEU(2.9%減)で、8ヶ月連続の減少となり、2008年1-5月の累計でも543.0万TEU(5.2%減)と後退した。

反面、復航荷動き量は、54.9万TEU(13.4%増)と14ヶ月連続の2桁増を記録し、1-5月の累計でも270.7万TEU(21.7%増)と好調が持続している。

国別の動向では、中国積の荷動き量が75.8万TEU(3.3%減、シェア65.1%)と8ヶ月連続の減少を記録。中国・香港積合計でも80.3万TEU(3.9%減、シェア69.0%)とこちらも減少傾向が続く反面、ベトナム積は、3.5万TEU(20.8%増、シェア3.0%)と2ヶ月連続の増加となった。

品目別では、家具と家財道具が3.1%増を記録したものの、建築用具と関連品が19.1%減、床材・ブラインド等のプラスティック製品も4.2%減となるなど、住宅関連3品目の合計荷動き量が6ヶ月連続の減少し、25.2万TEU(シェア21.7%)にとどまった。衣類や関連品も荷動きが鈍く、12.7万TEU(4.6%減、シェア10.9%)と3ヶ月連続の減少となった。

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