川崎近海汽船は10月14日、5月9日に発表した2009年3月期第二四半期の業績予想を修正した。修正後の予測値は売上高268億円(前回予想時より11.7％増)、営業利益32億円(60.0％増)、経常利益31億円(63.2％増)、当期利益19億円(72.7％増)と利益面が大きく改善した上方修正となった。
同社は上方修正の理由を、予想を上回る好天が続いたこと、内外航ともに船舶の稼働率が高ったこととしている。近海部門では、中国などる新興国の旺盛な原材料輸送需要に支えられ、高水準の運賃市況が継続し、予想を上回る業績となるため上方修正した。
