米UPSは現地時間の10月23日、7-9月の第三四半期決算を発表した。それによると、全社売上高は前期の122億1000万ドルから7.4%増加し、131億1300万ドルとなった。営業利益は4.7%減少し、16億3000万ドル。営業利益率も12.4%と1.6ポイント低下している。一日平均取扱量は1485万個と40万個減少した。
米国内向け小口貨物は78億4000万ドルと3.8%増。営業利益は1億1200万ドルと9.0%減少した。営業利益率も14.2%と2.1ポイント下落し、一日平均取扱量も129万個と振るわなかった。国際小口貨物は29億5000万ドルと16.6%増を記録。営業利益は3億8600万ドルと8.9%減。
営業利益率は米国内向けよりも下落幅が大きく、13.1%と3.8ポイント減少した。一日平均取扱量は190万個と3.2%増となった。
サプライチェーン/フレート部門は売上高23億2000万ドルと9.4%増。営業利益は1億2900万ドルで148%の大幅増を記録。営業利益率は5.6%と4.2ポイント上昇し、好調ぶりが目立っている。