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センコー/物流拠点を新設するも当期利益2.4%減

2008年10月29日/決算

センコーが10月28日に発表した2009年3月期中間決算によると、売上高は1100億900万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は26億9400万円(0.3%増)、経常利益は26億3900万円(3.5%増)と増加したが、当期利益は13億100万円(2.4%減)と減少した。

量販店・小売物流を中心に「流通SCM」を提供し、新たな物流拠点としては、大阪府泉大津市に「泉北バルクターミナル」、千葉県市川市に「市川ファッションロジスティクスセンター」を開設した。

運送事業では、住宅物流での新規開拓効果と、燃料コストアップ分の料金是正が実施できたことで、売上高は642億4600万円(5.4%増)。

流通加工事業は、前期に開設した「厚木ロジスティクスセンター」と「西神戸PDセンター」のほか、「市川ファッションロジスティクスセンター」の開設効果で、売上高は332億5400万円(9.2%増)。

その他事業では、石油販売事業での販売単価上昇による増収をはじめ、商事販売事業での荷役資材販売の増収と人材派遣事業の増収で、売上高は125億800万円(56.5%増)。

通期の見通しでは、前期に開設した量販店・小売物流の新規拠点による増収が見込まれるものの、燃料価格をはじめとする原材料価格の先行き不透明な状況などを勘案し、4月24日に発表した通期の連結業績予想を修正した。

修正後の通期売上高は2200億円(前回予想比2.3%増)、営業利益は61億円(1.6%減)、経常利益は62億円(修正なし)、当期利益は30億円(3.2%減)を見込んでいる。

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