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TCM/原材料、原価などコストアップ要因重なり減益、当期利益89%減

2008年10月29日/決算

各種物流機器などの製造・販売を行うTCMが10月27日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は745億5000万円(前期比16.4%増)、営業利益12億9800万円(37.1%減)、経常利益7億2700万円(55.2%減)、当期利益7100万円(89.7%減)と大幅な減益となった。

同期は、国内を中心にコンベアなどマテハン機器の売上が順調に推移。物流機器などのその他部門は売上高は30億1500万円(3.0%増)と好調だったが、仕入原価の値上がりで営業利益は1億6600万円(0.6%増)と横ばいに留まった。主力の特機車両、建設車両部門も売上高は増大したが、原材料価格高騰や増産対応のための品数確保などコストアップ要因が重なり両部門とも減益となっている。

このため、今回通期の業績予測を修正。修正後の予測値は売上高1500億(当初予測より3.2%減)、営業利益25億円(46.8%減)、経常利益16億円(57.9%減)、当期利益6億円(68.4%減)と下方修正した。

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