ヒガシ21が10月29日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高が91億5200万円(前期比4.3％増)、営業利益3億5800万円(77.5％増)、経常利益3億5100万円(85.8％増)、当期利益1億7100万円(16.2％減)と増収増益となった。
中間期は、前期に新設した4倉庫が稼動したほか、中国向け高速鉄道の長尺型材の輸配送、事務所移転業務も順調に推移した。一方で梱包資材が減少したが、トナー販売が増加しその穴を埋めた。売上総利益はコスト削減努力が結実し16億円(10.5％増)、営業利益は業務の効率化推進で原価、販売費・一般管理費を削減したため大幅増。
経常利益も増益だが、当期利益は減少した。通期は、今後の荷動きの減少や下半期に予定していた大型の移転・引越業務が後ろ倒しになったため予想は修正せず売上高190億円(2.2％増)、営業利益6億5900万円(17.9％増)、経常利益6億3000万円(17.3％増)、当期利益3億1900万円(17.1％減)と引き続き増収増益を見通している。
