太平洋海運は10月29日、7月30日に発表した2009年3月期決算の業績予測を修正した。修正後の業績予測は、売上高218億円(当初予測より1.4%増)、営業損失1億2000万円(当初2億1000万円の営業利益を予想)、経常損失8億4000万円(5億4000万円の経常損失)、当期損失8億4000万円(5億4000万円の当期損失)と赤字決算に転落する見通し。
中間期は外国人船員費のほか、潤滑油費や入渠費用などの固定費が増加。第3四半期以降にも入渠船を控え、今年度内はこのままコスト負担が上昇すると判断。業績予測を下方修正したもの。同様に景気低迷から今までの海運市況を望むことはできず、売上高は微増にとどまる模様。