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ハマキョウレックス/新規物流センターの稼働で、当期利益35.9%増

2008年10月31日/決算

ハマキョウレックスが10月30日に発表した2009年3月期中間決算によると、売上高は404億円(前年同期比2.9%減)、営業利益は18億8000万円(39.7%増)、経常利益18億3200万円(49.7%増)、当期利益は7億9600万円(35.9%増)と増益となった。

セグメント別の営業状況をみると、物流センター事業では、売上高は178億9300万円(6.1%増)、営業利益は17億6600万円(32.5%増)。物流センター事業の収益増加の主な要因は、新規稼動したセンターのフル寄与と、新規稼動した各センターが順次業績に寄与したことによる。

新規受託では、ことし7月に大阪北港(大阪府大阪市)が、9月には厚木(神奈川県厚木市)がそれぞれ稼動している。また、ことし8月に入間(埼玉県入間市)が稼働したほか、建設中の神戸西センター(兵庫県神戸市西区)も10月から稼働を開始した。

一方、貨物自動車運送事業では、売上高は225億700万円(9.0%減)、営業利益は1億1300万円(790.5%増)。

昨年9月から、4つの柱(給与体系の変更、幹線輸送系統の抜本的見直し、運賃是正、セールスドライバーの稼働率アップ)を中心に近物レックスの経営改善を図ったが、原油価格の高騰が損益を圧迫している。

このため、幹線輸送系統を見直し、燃料使用量については前年同期比10%以上を削減。燃料費は、前年同期比(3ヶ月)約2億7000万円の増加。原油価格高騰の対策として、燃料サーチャージ制を、ことし7月から導入しており、月額約500万円(81件)を契約した。

なお、通期の見通しでは、売上高は8650億円、営業利益は43億円、経常利益は40億円、当期利益は20億円を見込んでいる。

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