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遠州トラック/新センター計画下回り、当期利益35%減

2008年11月10日/決算

遠州トラックが11月7日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は97億6500万円(前期比5.7%増)と過去最高を更新したが、営業利益は4億8500万円(16.6%減)、経常利益4億4700万円(20.6%減)、当期利益1億6500万円(35.5%増)と増収減益となった。

各事業の概況は、物流事業の主力、家電・家具製品の取扱いが減少。この穴を新規顧客の開拓や既存荷主のシェアアップで埋め、関連会社も売上高を伸長させた。しかし、業界共通の懸念材料である燃料費高騰や地代家賃、人件費などの経費が膨らみ、前期に稼働した掛川、藤枝の新センター(静岡県)の業績が計画を下回り利益面で苦戦を強いられた。

物流事業の売上高は96億4200万円(5.9%増)で、輸送部門65億3800万円(7.4%増)、倉庫部門31億300万円(2.8%増)からなる。不動産事業は売上高1億2300万円(7.5%減)に終わった。

通期は原価上昇を迅速に料金に転嫁。関東・関西での物流ネットワークを駆使した効率配送の推進に努める。通期売上高は193億円(1.6%増)、営業利益10億6000万円(10.7%減)、経常利益9億6000万円(14.9%減)、当期利益4億8000万円(8.2%減)と引き続き増収減益を見込む。

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