大運が11月11日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は41億4300万円(前期比13.0％減)、営業損失3700万円(前期は営業利益計上せず)、経常利益100万円(1300万円の経常利益)、当期損失2億5400万円(1700万円の当期損失)と赤字決算となった。
減収減益は会計方法の変更にもよるが、前年度からの大手荷主の生産調整の影響が残ったため。現状では生産調整は一段落したが、全般的な落込みは残った形となった。また特別損失として投資有価証券評価損2億1931万4000円、貸倒引当金繰入3697万9000円、投資有価証券売却損127万6000円を計上したため、当期利益に影響した。
通期は売上高94億5000万円(増減なし)、営業利益1億7700万円、経常利益1億2500万円、当期利益7200万円と赤字体質からの脱却を見通している。
