フルキャストホールディングスが1月30日発表した2009年9月期第1四半期の連結業績によると、売上高は194億5600万円（前年同期比20.4％減）、営業損失2億7300万円（前期は5100万円の営業利益）、経常損失2億8200万円（2500万円の経常利益）、当期損失16億4700万円（900万円の当期利益）となった。
フルキャストの派遣事業が一ヶ月停止命令を受けたことやアジアパシフィックシステム総研の全株式譲渡などにより大幅な減収となったほか、関係会社株式売却損8億3700万円や店舗閉鎖損失2億4100万円の計上などが響いた。
テクノロジー事業の売上高は、アスパック売却の影響などにより44億6500万円（24.7％減）となったものの、受託部門の増収や派遣部門の黒字化によって営業利益は2億4700万円（41.1％増）に達した。
通期の業績予想に変更はなく、売上高810億円、営業利益8億7000万円、経常利益6億7000万円、当期利益はゼロを見込んでいる。
