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東京商工リサーチ/4月の倒産件数は1329件

2009年05月13日/調査・統計

東京商工リサーチ経済研究室が5月13日に発表した4月の全国企業倒産状況によると、同月の倒産件数は1329件(前年同月比9.3%増)、負債総額は5219億4900万円(27.3%減)に上った。

4月は製造業の倒産件数が増加したが、件数増加率は5か月ぶりに1ケタ台に低下した。それでも11か月連続して前年同月比では増加しており、114件増を記録。負債総額は8か月ぶりに前年同月を下回った。業種別では製造業は238件(36.0%増、負債総額1372億5300万円)、卸売業204件(19.2%増、552億5700万円)、運輸業57件(14.0%増、92億5100万円)と増加。反面、小売業は136件(5.5%減、74億5900万円)と減少した。

地域別の倒産増加率は、関東が524件(25.3%増)、中部130件(23.8%増)、近畿356件(12.6%増)、北陸32件(10.3%増)、中国56件(1.8%増)と多くの地域で増加している。これに対し減少は、四国25件(26.4%減)、北海道56件(24.3%減)、九州87件(18.6%減)、東北63件(18.1%減)の4地域だった。都道府県別倒産件数では、前年同月を上回ったのが21都府県、減少が23道県、同数が3県となった。

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