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東京商工リサーチ/上期は倒産件数6年ぶりに8000件突破

2009年07月08日/調査・統計

東京商工リサーチが7月8日に発表した今年1-6月期の全国企業倒産状況によると、上期の倒産件数は8169件(前年同月比8.2%増)、負債総額は4兆6853億3600万円(47.3%増)となり、上期としては6年ぶりに8000件の突破となった。また、負債総額は5年ぶりに4兆円超となり、負債額100億円以上の大型倒産も66.6%増の70件となった。

産業別の動向は、10産業中6産業で増加し、製造業が1454件(30.5%増、負債総額8158億3800万円)、情報通信業346件(10.1%増、4750億7000万円)運輸業307件(8.8%増、657億2800万円)卸売業1211件(9.5%増、4604億5300万円)などとなった。反面、小売業は858件(4.9%減、1924億4700万円)と減少した。

地域別の倒産増加率は、関東が3030件と6年ぶりに3000件超となり東京が6年ぶりに1500件超、神奈川県も6年ぶりに400件超となった。中部・北陸は中部が865件(10.6%増)、北陸が件(12.8%増)。県別でも三重県を除き増加した。北海道は331件(6.7%減)と減少したが負債は58.6%増、東北は394件(13.2%減)、負債も15.9%減と減少した。四国は224件(21.7%増)、負債が39.8%増。近畿は2185件(12.3%増)で大阪が6年ぶりに1200件を上回った。

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