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SBSHD/メーカー系物流など荷動き減少で第1四半期売上高10%減

2009年05月15日/決算

SBSホールディングスが5月14日に発表した2009年12月期第1四半期決算によると、売上高は295億500万円(前年同期比10.1%減)、営業利益4億700万円(12.9%減)、経常利益5億7500万円(10.5%減)、当期損失1億1700万円(前期は7億3400万円の当期利益)となった。

主なセグメント別の概況は、物流事業が新規顧客の開拓に向けて新体制をスタートさせる一方、昨年から千葉県野田市で建築していた3PL事業用の物流センターが竣工するなど、業容拡大に向けた活動に取組んだ。しかしメーカー系物流を中心に全業種で物量の低下が見られ、売上高は254億8800万円(7.4%減)となった。営業利益は、売上減による利益額の減少があったものの、燃料費負担が軽減され3億9300万円(0.4%増)と横ばいで推移した。

マーケティング事業は、企業業績の悪化によりダイレクトメールや広告の中止、削減により売上高は21億8300万円(23.6%減)、営業利益は200万円(93.7%減)と大幅減となった。なお、3月末にメール便サービス事業を営むSBSポストウェイを売却した。

人材事業は顧客の多くが物流業界のため、荷動きの低迷による作業需要の減少影響を直接受け、売上高は13億4100万円(18.3%減)、営業利益は4800万円(44.5%減)とやはり大きく減少した。

金融事業は、前第2四半期に売却した物流センターに係る賃料収入分が同期には減収となり、売上高は3億3800万円(9.5%減)、営業利益は6200万円(23.0%減)と減少した。

通期は、売上高1300億円(6.7%減)、営業利益31億円(6.8%減)、経常利益37億円(7.4%減)、当期利益22億円(129.0%増)の見通し。

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