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コマーシャル・アールイー/アセットマネジメント事業悪化で売上高4.4%減

2009年05月15日/決算

コマーシャル・アールイーが5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は530億700万円(前年同期比4.4%減)、営業損失54億8400万円(前期は29億7400万円の営業利益)、経常損失60億6200万円(21億7500万円の経常利益)、当期損失114億8400万円(9億1300万円の当期利益)となった。

プロパティマネジメント事業部門の業績は、売上高260億5300万円(65.9%増)、営業利益5900万円(86.7%減)となった。昨年8月に経営統合した天幸総建が第2四半期連結会計期間より連結対象になったため売上高が増加。営業利益は、事業系の同事業は天幸総建との経営統合もあり増加したが、住居系の事業は拡大・育成のために多額の先行投資を行ったため営業損失となり事業系・住居系を合わせ、前期を下回る利益水準となった。

アセットマネジメント事業部門の業績は、売上高271億2500万円(32%減)、営業損失34億200万円(前期は48億9500万円の黒字)と大幅減益。不動産投資市場の急激な悪化に伴う開発案件の価格下落で、売上高が前期を大幅に下回り営業損失を計上した。

来期は物流不動産のプロパティマネジメント事業の強化を行い、順調に拡大と予測。また住居系プロパティマネジメント事業は、前年度から先行投資を行ったが、不採算店舗の撤退を進めており、収益が改善しグループ全体の収益に寄与すると見ている。

アセットマネジメント事業部門は、事業系、住居系ともに事業規模を縮小し、売上高400億円(24.5%減)、営業利益8億5000万円、経常利益5億5000万円、当期利益3億円の見通し。

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