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TCM/売上半減、当期損失27億円

2009年10月26日/決算

TCMが10月26日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は339億5500万円(前年同期比54.5%減)、営業損失18億円(前期は12億9800万円の営業利益)、経常損失21億800万円(7億2700万円の経常利益)、当期損失27億8400万円(7100万円の当期利益)となった。

欧米などほぼ全地域で中・小型フォークリフトの需要が激減。国内外のグループの各生産工場で生産調整を強いられ、産業車両部門の売上高は191億4100万円(52.0%減)と半減し、利益面でも国内販売子会社の部品・サービスの収益が多少貢献したものの、量的減少に伴う操業低下の影響で、営業損失13億2500万円(前期は営業利益10億6900万円)となった。

その他部門は荷動きが低調に推移し、国内の中古車事業、コンベアなどマテハン機器の売上やサービス収益が伸びず、売上高は22億6300万円(24.9%減)と減収。営業利益は1億9800万円(19.3%増)と増益を確保した。

特機車両部門では、一部納入が第3四半期にずれ込むものがあったものの、港湾関連製品のトランスファークレーン、造船所向け走行台車、工場向けの無人搬送台車などが売上につながり、48億7400万円(10.5%増)を計上。営業利益は部品・サービスで利益を確保したものの5600万円(62.2%減)にとどまった。

通期は売上高762億円(38.9%減)、営業損失17億8000万円、経常損失23億4000万円、当期損失13億5000万円を見込んでいる。

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