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J.D.パワー/大型トラック満足度調査、アフターサービスの競争力が課題

2009年10月29日/3PL・物流企業

J.D.パワーアジア・パシフィックは、2009年日本大型トラック顧客満足度調査の結果を発表した。

調査は、全国のトラック貨物輸送事業者(緑ナンバー)の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、大型トラックのメーカー(販売店)に対する総合的な顧客満足度を測定するもので、今回が5回目。

2009年7月から8月にかけて郵送調査を実施し2,123の事業者から回答を得た。

総合満足度の業界平均スコアは617ポイントで昨年から6ポイントの上昇となり、ブランド別総合満足度ランキングでは、対象となった4ブランドのうち、日野が第1位となった。

総合満足度スコアは昨年からは15ポイント上昇の629ポイントを獲得し、顧客満足度を構成する4つのファクターのうち「アフターサービス」、「営業対応」、「商品」で最も高い評価となった。

第2位は617ポイントのいすゞ、第3位には日産ディーゼル(615ポイント)、第4位は三菱ふそう(608ポイント)だった。

また、業界全体では各社の「コスト」に関する顧客の評価は拮抗しつつある一方で、ブランド間の顧客満足度の格差は「アフターサービス」や「営業対応」のファクターで拡大傾向にあるとしている。

保有台数が多い大規模事業者の総合満足度は小規模事業者に比べて高いことがわかった。総合満足度が800ポイントを越える事業者の48%が次回も同じメーカーの車両を「絶対に購入する」と回答し、アフターサービスにおけるディーラーの利用意向では56%が「絶対に利用する」と回答してい
る。

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